AI原則|
当社は、AIを単なる作業補助ツールではなく、人間にしかできない知識創造の時間を最大化するパートナーと捉えています。AIが担う領域は、調査・整理・制作・提案から業務処理にまで及び、さらに広がり続けています。AIが業務に自然に組み込まれていくほど、人間の役割は、すべての作業を直接担うことから、目的を定め、適切に監督し、要所で判断と責任を引き受けることへと移っていきます。
だからこそ問われるのは、「AIを使うかどうか」ではなく、「どう信頼できる形で使うか」です。
当社は、AIを活用するにあたり、法令・契約・第三者の権利を尊重し、顧客情報、個人情報、機密情報、知的財産、セキュリティ、説明責任に配慮しながら、次の原則に基づいて運用します。
1.使い倒す
私たちは、イノベーションを生み出すために、AIを業務へ大胆に取り入れ、まず使い倒します。人間にしかできない知識創造に時間を注げるよう、AIの能力と人間の責任が適切に噛み合う業務設計を追求します。
2.権限の尊重
AIが扱える情報は、利用する担当者本人の権限の範囲内に限ります。担当者本人が閲覧・利用・共有できない情報へ、AIにアクセスさせることはありません。
3.人間の最終責任
お客様への提案、納品物、研修教材、診断、対外発信について、最終的な確認と責任は人間が担います。事実、文脈、お客様への影響を踏まえ、人間が責任を持てる形にしたうえで提供します。
4.重要操作の統制
外部への送信、データの削除、共有範囲の変更、契約や支払いに関わる処理など、影響の大きい操作は、AIや自動化に実行を委ねる場合であっても、その範囲と歯止めを人間があらかじめ定め、最終的な判断と責任を人間に残します。
5.公正な評価
採用選考、受講者の評価、研修効果の分析など、特定の個人や集団に影響を与える判断にAIを用いる場合は、対象となる方にAIの利用を適切にお知らせし、結果の正確性・公正性・透明性に配慮します。AIの出力のみで判断することはせず、人間が合理的な判断を介在させ、求めに応じて説明できるようにします。
6.データの管理
業務で扱うデータがAI提供者の学習に使われるか、どのように保管・取り扱われるかは、個人の判断任せにせず、会社として契約、設定、権限、運用方針により管理します。
7.説明責任
お客様、お取引先に影響する重要なAI利用については、どのような目的でAIを用いたかを、必要に応じて説明できるようにしています。
これからの取り組み
AIをめぐる技術、社会、規制は変化し続けます。当社は、自社のAI活用を支える体制を継続的に整備・改善しています。
また、AIマネジメントに関する国際的な標準や各種ガイドラインの考え方を参照しながら、AIの活用、セキュリティ、説明責任、人間による監督のあり方を実践の中で磨いています。
ここで培った知見を、当社が提供する教育、研修、コンサルティングにも還元してまいります。
株式会社リバネスナレッジ 代表取締役社長 吉田 丈治