第12 回 Salesforce 全国活用チャンピオン大会にて、弊社代表の吉田丈治が準優勝を獲得しました
2024年6月7日に開催された第12回 Salesforce全国活用チャンピオン大会。通称SFUG CUP 2024にて、弊社リバネスナレッジ代表の吉田丈治が準優勝を獲得いたしましたことをご報告いたします。 SFUG CUPとはなにか? 「SFUG(Salesforce User Group) CUP」とは、Salesforce製品を導入している企業がその活用事例をプレゼンし、Salesforceが定めた基準に沿って審査し、その年のチャンピオンを決めるという年に1度のイベントです。 2024年のテーマはAI活用の前提となる『データの収集(入力)と利用』における課題の克服」です。 AIとリバネスグループの歩み リバネスではじめに業務にAIを活かすきっかけとなったのもまたSalesforceでした。2019年にEinsteinを導入したことをきっかけに、Salesforce上に集めたデータを使ってAIにスコアリングを行ってもらい、その結果に対してアプローチを掛けることで従来では考えられないレスポンスを受けるという結果を出したことが、当時のSalesforce社が主催する世界最大級のITカンファレンスであるDreamforceの中で取り上げられています 当時の様子:https://note.com/geeorgey/n/nf0a319987724 2024年のSFUGCUPでは、当時のEinsteinに加えて生成AIがテーマとして加わりました。自然言語を含んだデータを活用できる世界に突入している現代において、Salesforceに如何にしてデータを集め活用していくのかを論点としたプレゼンテーションを行っています。 発表内容についてはこちらをご覧ください 生成AI時代に加速するためのSalesforceの使い方 上述のプレゼンテーションでは、Salesforceへの情報の収集方法の様々な実践と結果および将来的に生成AIを活用してどのように結果を出していくのかについて触れられています。 取り上げていない内容ではありますが、実際のデータの蓄積については、Sales Cloudに加えてData Cloudやsnowflakeといったデータ基盤の活用を始めています。 Salesforceから利用できるプロンプトビルダーは、将来的にはData Graphを通じてData Cloudを読み込むことができるようになります。 Data Cloudに蓄積されたデータは、Tableau [...]
#Salesforce の生成AI探求記1:フローとの組み合わせ
ここでも書いた通りなのですが、2月よりSalesCloudのUnlimited+エディションにアップグレードしたと思っていたら2/29でエディションがEOLとなり、Einstein 1 Editionという製品に交換されました。色々あった訳ですが、ようやく生成AI関連の機能を使えるようになってきたので、このシリーズではその使用感について迫ってみようと思います。第一回は、プロンプトビルダーとフローの組み合わせについてですプロンプトビルダーってなんだ?続きをみる...
BASEの購入メールをDiscordに上手いこと通知する[Pipedream][パレード米]
はじめに 以前より付き合いのある和田農園さんは、BASE にて Vtuber さんとのコラボ商品「パレード米」を販売しています。その作業フローの中で、購入履歴をそれぞれの Vtuber さんに Discord を用いて連絡していたものを自動化した際の記録です。以下は、パレード米販売ページです。興味があれば。 BASE では、登録のある Email アドレスに対してメールは通知されますが、その他チャットツールに通知する機能がささっと探した感じ見当たりませんでした。また、Vtuber さんに連絡す...
Object-Oriented Conference 2024 03-24 のメモ
2024-03-24にオブジェクト指向をテーマにしたカンファレンス、Object-Oriented Conference 2024に参加しました。オブジェクト指向での開発のど真ん中からは少し遠いところにいるものの、いまの業務でもモデリングは非常に重要な概念なので参加してみたものの、想像以上に多くの学びがありとても楽しめました。簡単ながら自分の参加メモを残しておきます。 Object-Oriented Conference 2024 #ooc_2024 - fortee.jpfortee.jp 続きを...
Cloud runデプロイ時の「build step exited with non-zero status: 2」の対処法【Python】
はじめに 個人的なシステムで、Google Cloud Build を使って Cloud run へのビルド&デプロイを行っている際に、ビルドステップで以下のエラーが出た場合の対処法をまとめました。 ERROR: build step 0 "gcr.io/cloud-builders/docker" failed: step exited with non-zero status: 2 原因と対処法 結論としては、pip install が長くなってしまった際のタイムアウトが原因ぽいですが、...
Tableau Pulseは便利で楽しい
このエントリはTableau Pulseを使ってみた記事です。2024-02-21にGA(General Availability)されていたTableau Pulseですが、やっとこさ触り始めました。ちょっと触っただけですが、とても便利そうですね、Tableau Pulse。なによりも使っていて楽しいです。 Tableau Pulse Now Available, Bringing a New Era of Generative AI-Powered InsightsNew innovations...