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リバネスナレッジ取締役副社長 平塚武が Salesforce Japan 主催「Marketing & Commerce Innovation Day」の基調講演パネルに登壇 ― Data 360 と Slackbot による自社グループの運用を共有

Marketing & Commerce Innovation Day の基調講演パネルディスカッションで、赤いフーディーを着てマイクを持ち話す株式会社リバネスナレッジ取締役副社長 平塚武。左に株式会社かんぽ生命保険の中根祐二氏、右に株式会社セールスフォース・ジャパンの島田崇史氏が並び、満席の会場が聞き入っている
パネルディスカッション。左から中根祐二氏、赤いフーディーが平塚武、島田崇史氏

〜売っているものではなく、使っているものを見せる。Data 360 をハブに置いたリバネスグループのシステム構成と、Slack から Data 360 に直接問いかける運用を、実際の画面とともに共有〜

本記事のポイント

  • 基調講演のパネルディスカッションに登壇 ― 株式会社セールスフォース・ジャパンが2026年8月26日(水)に Salesforce Tower Tokyo で開催した「Marketing & Commerce Innovation Day」の基調講演「AIと共に強くなる—今日から実践するAgentic Marketing & Commerce—」の中で行われたパネルディスカッションに、取締役副社長 平塚武が登壇しました。
  • Salesforce・かんぽ生命保険との3人パネル ― 株式会社セールスフォース・ジャパン 製品統括本部 Head of Agentforce Marketing の島田崇史氏、株式会社かんぽ生命保険 DX戦略部 執行役員 兼 部長の中根祐二氏との3人によるパネルです。ユーザー企業とパートナー、それぞれの立場からいまのAI活用を話す構成でした。
  • 見せたのは、リバネスグループ自身の構成 ― Data 360 をハブに、Account Engagement、Marketing Cloud Next、Sales Cloud、Heroku、Tableau Next、Slack をつないだ図です。どれも、ふだんの業務で実際に使っているものです。
  • Slackbot から Data 360 に直接問いかける運用 ― Data 360 上の Email Engagement データから、直近2週間の日別 Open 件数をチャートにする、一括メール送信実績の上位5件を抜き出す。こうしたやり取りを、Slack の実際の画面で示しました。
  • 基調講演の骨格は「Marketing Makers の時代」 ― Salesforce SVP, Product Management, Agentforce Marketing の Eric Zenz 氏が、マーケターが「調整」から解放され「創る」ことに集中できる状態を Marketing Makers と表現し、Agentforce Marketing と2つの新エージェントを発表しました。

株式会社リバネスナレッジ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉田丈治、以下「リバネスナレッジ」)の取締役副社長 平塚武(ひらつか たけし)は、2026年8月26日(水)、株式会社セールスフォース・ジャパン主催「Marketing & Commerce Innovation Day」の基調講演「AIと共に強くなる—今日から実践するAgentic Marketing & Commerce—」内のパネルディスカッションに登壇いたしましたので、お知らせいたします。会場は Salesforce Tower Tokyo(東京都千代田区丸の内)のセミナールームです。

パネルディスカッションには、株式会社セールスフォース・ジャパン 製品統括本部 Head of Agentforce Marketing の島田崇史氏、株式会社かんぽ生命保険 DX戦略部 執行役員 兼 部長の中根祐二氏が同席しました。AIエージェントが当たり前になる時代の顧客体験、AI・DX推進で最も重要なこと、そして日本のAI変革を阻む壁について、5つの設問に沿って議論が進みました。

平塚にとっては、2026年6月の Connections 2026(CNX26)に続く、マーケティング領域での登壇です。当日は、リバネスグループ自身の環境について、実際の画面を映しながら話しました。

Salesforce Tower Tokyo のセミナールームで開催された Marketing & Commerce Innovation Day の会場全景。緑のカーペットとイラストの壁面に囲まれた会場に参加者が着席し、正面のスクリーンで基調講演が進んでいる
基調講演のあいだの会場。事前申込は満席

開催概要

項目内容
イベント名Marketing & Commerce Innovation Day
テーマAIと共に強くなる—AIエージェントと創る、買い手とのつながりの再定義—
主催株式会社セールスフォース・ジャパン
日時2026年8月26日(水)/ 基調講演は 14:45〜15:30
会場Salesforce Tower Tokyo セミナールーム(東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー)
セッション基調講演「AIと共に強くなる—今日から実践するAgentic Marketing & Commerce—」内のパネルディスカッション
基調講演 登壇者Eric Zenz 氏(Salesforce, SVP, Product Management, Agentforce Marketing)/ デモ:松本夏海 氏(Salesforce, Specialist SE, Agentforce Marketing)
パネル登壇者島田崇史 氏(株式会社セールスフォース・ジャパン 製品統括本部 Head of Agentforce Marketing)、平塚 武(株式会社リバネスナレッジ 取締役副社長)、中根祐二 氏(株式会社かんぽ生命保険 DX戦略部 執行役員 兼 部長)

基調講演の骨格 ― 「調整」から「創る」へ

基調講演は、Salesforce SVP, Product Management, Agentforce Marketing の Eric Zenz 氏が務めました。

Zenz 氏がまず示したのは、マーケターがいま置かれている現実です。「マーケターは、創造力に溢れている。それなのに、なぜ『調整』に追われているのか?」。この問いに続けて、限られた専門リソース、長い承認プロセス、失敗コストの高さ、サイロ化したデータ、IT への依存、裁量の不足という6つの要因を挙げました。キャンペーン展開には100以上のタッチポイントと12〜14週がかかり、マーケターの3人に1人が「コンテンツの承認」を最大の課題に挙げているという調査結果(Content Marketing Institute & MarketingProfs)も示しました。

そのうえで打ち出したのが「Marketing Makers の時代へようこそ」というメッセージです。マーケター一人ひとりがエージェントのチームを従えて力を発揮できる状態を指す言葉です。その裏付けとして、エージェンティックAIによりマーケティングキャンペーンは10〜15倍速くなるという McKinsey の推計(“Reinventing Marketing Workflows with Agentic AI”, April 2026)が引かれました。

プラットフォームの全体像として示された図では、Agentforce(System of agency)、Slack(System of engagement)、Tableau(System of insight)、Customer 360(System of record)、Data 360(System of context)が積み上がっていました。その上に Headless 360 の層があり、さらに上に Agentforce Coworker、Slackbot、顧客側のアプリやエージェントが置かれます。土台は AI Trust layer です。

製品面では Agentforce Marketing を紹介しました。新発表は2つです。Agentforce Marketing Goals Agent(目標を起点にエージェントがキャンペーンを構築・最適化)と Agentforce Content Agent(ブランドに沿ったアセットをあらゆるチャネル向けに一度に生成)で、いずれも6月からパイロットを開始すると案内されました。あわせて、新たに Salesforce ファミリーに加わった Qualified(自律型 AI SDR エージェント)と Contentful(次世代コンポーザブル CMS)も紹介しました。

パネルディスカッションの5つの設問

パネルディスカッションは、5つの設問に沿って進みました。

  1. Q1:AIエージェントが当たり前になる時代に、どのような顧客体験やビジネスの未来像を実現したいですか?(平塚・中根氏)
  2. Q2:Connections の現地でのご登壇や、最新のイノベーションについてどのように感じましたか?(平塚)
  3. Q3:AIやDXを推進する上で、最も重要だと感じていることは何ですか?(平塚・中根氏)
  4. Q4:どのようにAIやデータを活用し、適応に向けた取り組みを進めていますか?(平塚・中根氏)
  5. Q5:「日本のAI変革を阻む最大の壁」は何だとお考えですか?(平塚・中根氏)

Q2 は平塚だけに向けられた設問で、2026年6月に米国シカゴで開催された Salesforce Connections 2026(CNX26)に共同登壇した経験を踏まえたものです。スライドには、CNX26 のセッション会場と、共同登壇者と一緒に写った写真が添えられていました。

平塚が示した内容 ― Data 360 をハブに置く構成

平塚はまず自己紹介として、「データを価値に変える」アドバイザーという立ち位置と、Data 360 / Agentforce / Slack / Marketing Cloud Next / Tableau Next という担当領域を示しました。直近の主な登壇としては、Connections 2026Tableau Conference 2026Trailblazer DX 2026、Dreamforce 2025 を挙げました。

続いて、Q4「どのようにAIやデータを活用し、適応に向けた取り組みを進めていますか?」への回答として示したのが、リバネスグループのシステム構成です。中心に Data 360 を置き、そこに Account Engagement、Marketing Cloud Next、Sales Cloud、Heroku、Tableau Next、Slack がつながる形です。Sales Cloud から Data 360 へ、Data 360 から Marketing Cloud Next と Account Engagement へ。Tableau Next と Slack は双方向につながります。データが一方向に流れて終わらず、Data 360 を経由して各ツールに戻ってくる形です。

平塚は海外のカンファレンスでも、自社で使っているものを見せる形で話してきました。

Slackbot と Headless 360 による業務改善

平塚が実際の画面で見せたのは、2つのやり取りです。どちらも Slack 上の Slackbot から、Data 360 に直接問いかけています。

1つ目の画面は、Data 360 上の Email Engagement データ(MessagingEventsEmailV2)から直近2週間の日別 Open 件数を取得し、Slackbot がチャートとして描画したものです。件数が大きく跳ねた日を見つけ、その日に大きな一括配信があった可能性まで指摘する。ここまでが Slack 上のやり取りだけで完結しています。

2つ目の画面は、直近送付した一括メールについて、サブジェクト・送信日時(UTC)・送信件数の上位5件を表として返したものです。件名に「TEST」を含むテスト送信を除外する条件も、会話の中でそのまま処理されています。Slackbot が Data 360 のクエリを試しながら、正しいオブジェクトとイベント種別を探り当てていく過程も、画面にそのまま残っていました。

ダッシュボードを開いてフィルタを操作するのではなく、いつも使っている Slack の中で「今どうなっているか」を聞く。知りたい数字までの距離が、ここまで短くなります。

Marketing & Commerce Innovation Day とは

株式会社セールスフォース・ジャパンが主催する、マーケティングとコマースに特化したカンファレンスです。AI・データ・オーケストレーションを使った新しいマーケティングを、1日でまとめて見て回れる構成です。対象は、現場のマーケターから CMO・CDO といったリーダー層までです。2026年8月26日(水)の回は Salesforce Tower Tokyo で開催され、基調講演のほか、AIエージェントを使ったキャンペーン設計から成果分析までを扱うハンズオンセッション、事例ベースのブレイクアウトセッションが組まれました。事前申込は満席(RSVPs Closed)となりました。

よくある質問(Q&A)

Q1. Marketing & Commerce Innovation Day とは何ですか?

A. 株式会社セールスフォース・ジャパンが主催する、マーケティングとコマース領域のカンファレンスです。2026年8月26日(水)の回は Salesforce Tower Tokyo セミナールーム(東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー)で開催されました。テーマは「AIと共に強くなる—AIエージェントと創る、買い手とのつながりの再定義—」で、基調講演、ハンズオンセッション、ブレイクアウトセッションで構成されています。事前申込は満席(RSVPs Closed)となりました。

Q2. 平塚武は、どのセッションで何を話しましたか?

A. 基調講演「AIと共に強くなる—今日から実践するAgentic Marketing & Commerce—」の中で行われたパネルディスカッションに登壇しました。株式会社セールスフォース・ジャパン 製品統括本部 Head of Agentforce Marketing の島田崇史氏、株式会社かんぽ生命保険 DX戦略部 執行役員 兼 部長の中根祐二氏と並んで登壇し、5つの設問に沿って議論しました。平塚からは、リバネスグループが Data 360 をハブに組んでいるシステム構成と、Slackbot から Data 360 に直接問いかけて Email Engagement の数字を確認している運用を、実際の画面とともに共有しました。

Q3. パネルディスカッションでは、どのような設問が扱われましたか?

A. 次の5つです。(1)AIエージェントが当たり前になる時代に、どのような顧客体験やビジネスの未来像を実現したいか。(2)Connections の現地での登壇や最新のイノベーションについてどう感じたか。(3)AIやDXを推進する上で最も重要だと感じていることは何か。(4)どのようにAIやデータを活用し、適応に向けた取り組みを進めているか。(5)「日本のAI変革を阻む最大の壁」は何だと考えるか。(2)は平塚に向けられた設問で、ほかの4つは平塚と中根氏の双方に向けられました。

Q4. 基調講演では何が発表されましたか?

A. Salesforce SVP, Product Management, Agentforce Marketing の Eric Zenz 氏が Agentforce Marketing を紹介しました。新発表は Agentforce Marketing Goals Agent と Agentforce Content Agent の2つで、いずれも6月からパイロットを開始すると案内しました。あわせて、新たに Salesforce ファミリーに加わった Qualified と Contentful も紹介しました。デモは Salesforce の Specialist SE, Agentforce Marketing の松本夏海氏が担当しました。

Q5. 「Headless 360」とは何ですか?

A. 基調講演のプラットフォーム図では、Data 360(System of context)、Customer 360(System of record)、Agentforce / Slack / Tableau の各層の上に位置する層として示されました。Agentforce Coworker、Slackbot、顧客側のアプリやエージェントといった入口から、Salesforce の画面を経由せずにデータと処理を呼び出す考え方です。平塚のスライドでは「Slackbot および Headless 360 の進化による業務改善」として、Slack から Data 360 に問いかける実際の運用が示されました。

Q6. 登壇の内容は後から見られますか?

A. 会場開催のイベントのため、本記事公開時点で一般公開のアーカイブ動画は確認できていません。公開が確認できた場合は、本記事に追記します。関連する登壇の内容は、2026年6月の Salesforce Connections 2026(CNX26)共同登壇の報告記事でお読みいただけます。2026年7月にオンデマンド公開された Salesforce 公式ウェビナーの記事もあります。

Q7. リバネスナレッジに Data 360 / Agentforce / Slack の相談はできますか?

A. はい、可能です。リバネスナレッジは、リバネスグループ自身の Salesforce / Data 360 / Slack / Tableau Next 環境を設計・運用してきた経験をもとに、統合データ基盤の設計から AIエージェントの実装、社内定着までを伴走支援しています。お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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登壇者プロフィール

平塚 武(ひらつか たけし)/ Takeshi Hiratsuka

  • 株式会社リバネスナレッジ 取締役副社長(Leave a Nest Knowledge Co., Ltd.)
  • Salesforce Architect / Datablazer(Data 360 / Tableau Next / Agentforce 専門)
  • 基幹システム開発およびデータ基盤構築を経て、Salesforce / Data 360 / Tableau Next / Slack / Snowflake を活用した統合データ基盤設計の専門家として活動。スマートニュース株式会社においてビジネス・システム領域の導入推進をリード
  • 2023年よりリバネスナレッジ取締役、2026年より取締役副社長
  • 登壇実績:Connections 2026(Salesforce プロダクトチームとの共同登壇)、Tableau Conference 2026(Tableau 社プロダクトマネジメントディレクターとの共同登壇)、TDX 2026、Dreamforce 2025(計3回登壇)、Architect Dreamin’ Americas、Cactusforce
  • コミュニティ:Data 360 AI Lab 発起人、Datablazer Community Japan 創設者、Tableau Ambassador 2026、DATA Saber / Datablazer / DataFam Rising Stars / Snowflake Squad
  • ミッション:「日本とグローバルの Salesforce / Tableau エコシステムを橋渡しする」
  • X:@marreta27_jp

株式会社リバネスナレッジについて

株式会社リバネスナレッジは、「人間にしかできない知識創造の時間を最大化する」をパーパスに掲げる、Salesforceに深い知見を持つ技術コンサルティング会社です。リバネスグループの一員として、20年以上にわたるアカデミアとの関係資産を背景に、日本企業のSalesforce実装を単なるシステム導入ではなく知識創造プロセスそのものの変革として伴走支援しています。Salesforce Account Executiveからのご紹介を中心に、エンタープライズ企業のデータ基盤構築・Agentforce実装・Tableau統合設計、Slack導入などを手がけています。

会社概要

  • 会社名:株式会社リバネスナレッジ(英文名:Leave a Nest Knowledge Co., Ltd.)
  • 代表者:代表取締役社長 吉田 丈治
  • 設立:2022年8月
  • 本社:東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル
  • パーパス(Purpose):人間にしかできない知識創造の時間を最大化する
  • ビジョン(Vision):DANCE, UNLEASHED ― ナレッジが踊るように開放され、イノベーションが自然に生まれる世界
  • ミッション(Mission):使い倒せ、テクノロジー。Max Out Technology.
  • バリュー(Values):Pioneer First / Build in Public / Cross Border / Time Liberation / Evolve Together

お問い合わせ先

株式会社リバネスナレッジ お問い合わせフォーム:https://k.lne.st/contact-us/

Salesforce、Slack、Slackbot、Data 360、Agentforce、Marketing Cloud Next、Tableau、Tableau Next、Account Engagement、Heroku は Salesforce, Inc. の商標です。

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