Avada Agency
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データドリブンはもう古い!?TableauとSlackでアクションドリブン組織へ

2022-05-13T18:44:48+09:00

TableauとSlackを組み合わせることで、意思決定を加速し、アクションにつなげるコミュニケーションを生み出すことが出来るという事例です。 リバネスでは、あらゆるデータをSalesforce上に格納しています。Salesforceに格納されたデータをTableauを使って可視化するという使い方をしています。 データドリブン組織(経営)とはなにか その名の通り、データを元にした意思決定をする組織です。と、一口に言っても、何をデータとして格納していくのかは組織によっても変わってきますし、効果的なデータが取れているかどうかを判断し、日々改善していくといった運用の工夫も必要になってきます。 Salesforceを使っていると、日々の最新情報や、経時変化(事例:Salesforceはスナップショットを使いこなしましょう 参照)の情報を簡単に見ることが出来ます。Salesforceからも具体的にダッシュボード例が紹介されていますので、興味があればこちらをご覧ください。「営業の見える化」 に役立つダッシュボード6選 これらのダッシュボードを整備し、定期的に確認をしながら、その後のアクションについての意思決定を行う。そのあたりがデータドリブン経営のとっつきやすい入り口になります。 データドリブンの成れの果て 私自身(吉田丈治)もそうですが、ダッシュボードを作り始めると、データを色々な角度から分析して見たくなります。ダッシュボードには様々なデータが紐付けられ、ボタンクリックでフィルターがかかりグラフが動的に変化する。様々な分析をすることが出来るゴージャスなダッシュボードがいつしか出来上がる、そんな経験がある人がいるのではないでしょうか。 凝ったダッシュボードを作ることで生まれるのは、情報の齟齬です。人によって何を見て何を得るのかが一意にならなくなってしまいます。情報が複雑化すればするほど色々な解釈が出来るようになっていき、一つの方向を向かせるためのダッシュボードではなくなっていきます。 ダッシュボードを分解せよ このような状態になってきた場合におすすめしているのは、ダッシュボードの分解です。 ある特定のタイミングで必要な情報というのはそんなに多くないと個人的には思っています。 例えば、マネージャーが商談の状況を確認する場合を想像して下さい。今必要なのは、部下に檄を飛ばす必要があるかどうかの判断材料です。 ダッシュボードを開くと、あらゆる情報がきれいにまとまった豪華なダッシュボードが出てきますが、必要な情報はそのダッシュボードの中のほんの一部でしかありません。オーバースペックなダッシュボードは開くのに時間がかかり、日々のオペレーションで少しずつストレスが溜まっていきます。 こんな風になってはいないでしょうか?データドリブンがうまく走ってくると、段々と特定のタイミングで必要な情報がなにかが分かってきます。 リバネスではこうなったタイミングで情報を分解していきました。特定の部門のマネージャーが自分の部門の売上推移を知りたいのであれば、その部分だけ切り出した情報を提供することができれば、最小単位で最大効率の情報伝達が可能になります。 最小単位で最大効率の情報伝達 データドリブンの究極系は、一度最大化したダッシュボードを局所最適に分解する事だと言いました。 ここからは、情報伝達からアクションに移す流れを最短距離に縮めていく手法について書きたいと思います。 リバネスではコミュニケーションの中心はSlackを使っています。Slackを使って組織を、人を動かすのが今回のゴールです。 Slackの課題は何でしょうか。それは情報量が多すぎることです。必要な情報から些細な情報まで多くの情報が飛び交います。その為、情報の伝達効率という意味では薄くなりがちなのですが、そこで活躍するのがTableauです。 Tableauでビジュアライズしたダッシュボードはこのように画像として配信が出来ます。 画像をSlackに配信することで何が良いかというと、一瞬で必要な情報が頭に入ることだといえます。忙しく、情報があふれる毎日の中において、情報の取得コストを如何に下げていくのかを考えることで、より効果的な組織運営が出来るようになると言っても過言ではありません。 画像からアクションへ これはあくまでも画像です。Tableauの画面のようにクリックしてフィルタが効くというような使い方は出来ません。しかし、だからこそ一意に情報を伝えることが可能になります。 一意な情報が伝達すると何が起きるかというと、アクションが始まります。Slackに流れた情報を元に意思決定が即座になされ、関係者に指示が飛ぶように変わっていきます。打ち合わせの時間をあえて取る必要もなく、何をすべきかが決定されて実行されるようになります。 これこそがアクションドリブン経営だと私が個人的に考えています。 アクションを忘れないために とは言え、Slackはメンションした会話がそのまま忘れ去られれてしまうことが少なくありません。 これを解決するためのアプリケーションを作りました。それはまた別の実績でお話したいと思います。

Slackでタスク管理をするには

2022-08-19T11:09:32+09:00

Slackを使っていると、チャンネルのタイムラインの中で様々な情報が行き交います。単純に目を通しておけば良い内容から、自分がアクションをしなくてはいけない情報まで、様々です。Slackを使いこなし、組織の規模が増えていけば行くほど、メッセージの数は増大し、自分に宛てられたメッセージについて検討する時間が増えていきます。 Slackで送られたタスクは忘れがち 一つや2つなら問題ないタスク管理も、数が増えてくることでだんだんと忘れてしまいます。Slackにはデフォルトで「メンション&リアクション」や「スレッド」という機能が備わっているのですが、これはあくまでも情報の羅列であって情報の整理には向きません。数が少ないうちはすべて見ることができますが、量が増えてくるとこの画面を見るのがつらくなってきます。スレッドは新しい投稿が加わると上に上がってくるのですが、タスクを終えて一言加えると最新情報としてあがってきます。つまり、未対応のpostが埋もれていってしまうのです。これがなかなかつらい。特にモバイルを使っていると顕著に辛くなってしまいます。 だったら解決済みのスレッドはアーカイブできればいいじゃないか、そう思ったときに作ったのがTASUKARU-TaskAll-というアプリケーションです。 メンションを羅列し、用済みになったスレッドはアーカイブしていく。それだけで必要な情報だけが残っていきます。シンプル。 最もシンプルな使い方はこれです。これだけで自分に何が残っているのかが把握できるようになります。 ToDo管理もSlackでしたい メンションの管理だけでなく、ToDo管理もSlackでしたいと思ったことはありませんか。私はあります。詳しい話はこちらで書いたので読んでもらうと詳細がわかるのですが、Slackで誰かにToDoを渡したい、自分のToDoも管理したいと言うときに使える機能です。 先程の画像にToDoボタンがあると思うのですが、これを押すと、今現在抱えているタスクリストが表示されます。 タスクの割当は、メッセージ内に .todo もしくは to.do という文字列を含めるだけ。含めた状態でpostをすると、スレッドにアプリが介入し、ToDoを立ち上げてくれます。 ToDoには担当者・締切日・進捗率・アサインした人・タグを設定する事ができます。これらを使って管理していくという使い方です。 リバネスではタスクの受け渡しには基本的にこれを使うことにしています。口頭やslackでメンションしただけというものはタスクをお願いしたことにはならないという認識を全員がもつことが重要。(もちろん一瞬で終わるようなものについてはこの限りではないのですが) 以上のような形で、カスタムアプリを作ることでSlackの利用環境を向上させることができました。 スライドにある通り、インストールして使っていただけますので、是非ご活用ください。 リンクはこちら ・TASUKARUについて ・インストールはこちらから 事例に戻る Slackを使っていると、チャンネルのタイムラインの中で様々な情報が行き交います。単純に目を通しておけば良い内容から、自分がアクションをしなくてはいけない情報まで、様々です。Slackを使いこなし、組織の規模が増えていけば行くほど、メッセージの数は増大し、自分に宛てられたメッセージについて検討する時間が増えていきます。 Slackで送られたタスクは忘れがち 一つや2つなら問題ないタスク管理も、数が増えてくることでだんだんと忘れてしまいます。Slackにはデフォルトで「メンション&リアクション」や「スレッド」という機能が備わっているのですが、これはあくまでも情報の羅列であって情報の整理には向きません。数が少ないうちはすべて見ることができますが、量が増えてくるとこの画面を見るのがつらくなってきます。スレッドは新しい投稿が加わると上に上がってくるのですが、タスクを終えて一言加えると最新情報としてあがってきます。つまり、未対応のpostが埋もれていってしまうのです。これがなかなかつらい。特にモバイルを使っていると顕著に辛くなってしまいます。 だったら解決済みのスレッドはアーカイブできればいいじゃないか、そう思ったときに作ったのがTASUKARU-TaskAll-というアプリケーションです。 メンションを羅列し、用済みになったスレッドはアーカイブしていく。それだけで必要な情報だけが残っていきます。シンプル。 最もシンプルな使い方はこれです。これだけで自分に何が残っているのかが把握できるようになります。 ToDo管理もSlackでしたい メンションの管理だけでなく、ToDo管理もSlackでしたいと思ったことはありませんか。私はあります。詳しい話はこちらで書いたので読んでもらうと詳細がわかるのですが、Slackで誰かにToDoを渡したい、自分のToDoも管理したいと言うときに使える機能です。 先程の画像にToDoボタンがあると思うのですが、これを押すと、今現在抱えているタスクリストが表示されます。 タスクの割当は、メッセージ内に .todo もしくは to.do という文字列を含めるだけ。含めた状態でpostをすると、スレッドにアプリが介入し、ToDoを立ち上げてくれます。 ToDoには担当者・締切日・進捗率・アサインした人・タグを設定する事ができます。これらを使って管理していくという使い方です。 リバネスではタスクの受け渡しには基本的にこれを使うことにしています。口頭やslackでメンションしただけというものはタスクをお願いしたことにはならないという認識を全員がもつことが重要。(もちろん一瞬で終わるようなものについてはこの限りではないのですが) 以上のような形で、カスタムアプリを作ることでSlackの利用環境を向上させることができました。 スライドにある通り、インストールして使っていただけますので、是非ご活用ください。 リンクはこちら ・TASUKARUについて ・インストールはこちらから 事例に戻る

Slackを使って、組織全体の姿を捉える

2022-04-20T13:43:46+09:00

提供中のアプリについてのご紹介です。 TimeLine for Slack。詳細はこちら 組織全体が見えづらくなってきた 在宅ワークや人数や拠点数の増加によって組織全体が見えづらくなってしまっていませんか。SlackはDigital HQであると宣言し、私たちもかねがね同意しているのですが、オフィス勤務時と決定的に違うことが一つだけあります。それが行き過ぎた最適化です。 オフィスに出勤していると顔が見える範囲のことはなんとなく察しが付きます。表情が見えたり、声が聞こえてくるというなんとなく漂っている情報がインプットされることで、人間はたくさんの情報を得ていると言えます。(一方でそれがノイズで集中できないというパターンもあります) リモートワークでは当然こういったセンサーを働かせることは出来ません。Slackを使いこなしていて、チャンネルが細分化していけば行くほど、リモートワークで他のチャンネルで何が起きているのかを目にする機会がなくなっていきます。 一つのチャンネルに全ての投稿を流すアプリ TimeLine for Slack そこで作ったのがこちらのアプリケーションです。アプリをインストールして設定をすると、全ての公開チャンネルに投稿されたメッセージが一つのチャンネルに流れます。パソコン版のSlackアプリを使っている場合は、分割ビューにタイムラインチャンネルを設定しておくことで、どこで誰がどんなことをしているのかが目に入るようになります。 オフィスに出勤していれば「小耳に挟む」ことが出来たような情報のやり取りが、Slack上にTimeLineチャンネルを作ることで実現することができるのではないか?という提案アプリになっています。 < 事例へ戻る

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